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土曜日〜「スキャンダル」と「東京物語」

久々に映画レビュ〜です。

土曜日は雨が降っていたので
予定を取りやめて夕方まで爆睡。ノソノソ起きて、
借りてきた映画「スキャンダル」をボケたばあちゃんと一緒に観る。
エロ・ヨン様にドキドキ(うそ)。しょっぱなから濡れ場...。
女優さんの乳がでかい。両親もいるのに堂々と観る私。
しかし、なかなかに切ないお話だった。。。
ラストシーンはもしかしたら泣けるかも。
「そこでなら、堂々と夫婦と言えそうです」という台詞がまた切ない...!
この映画の登場人物は、誰一人信用できないといった印象ですが、
それぞれの想いが水面下で交差していて...。

その後はiMacで小津安二郎の「東京物語」を。(昭和28年の作品)
小津さんの映画は初めて観ましたが、3時間くらいあったんじゃなかろうか。。。
えらい長い。
淡々と、戦後の日本の風景や、家族のありかたを描いています。
こちらもなかなかに切ない。
母親が危篤だというのに、「困ったわねえ、仕事あるんだけどなあ、喪服どうしよう」
などと、案外暢気な娘や息子たちに唖然。。。
親に対して冷たい息子たち。。。
唯一よく接してくれたのが、戦死した次男坊の嫁である原節子(べっぴんさんやねー)。
その嫁と両親の交わす会話もまた切なくてのぅ。。


たまにはシロクロ映画も良いやね。
昔の映画は女性の上品な言葉遣いや仕草や佇まいが見物です。

また何か映画を借りてこよう。